2020年

ーオンラインという初めての試みー

「わたし、おうち陶!」 


  2020年度の結の器プロジェクトでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、オンラインワークショップという新しい形に挑戦しました。「わたし、おうち陶!」というキャッチコピーに加え、「STAY HOME WITH TOU」というフレーズを合言葉に設定し、別々の場所にいる参加者の皆さん、そしてスタッフが、“やきものを作る・使う“という行為を通してつながりを感じられるような、そんなワークショップを企画しました。 

  また、例年は食器を作り、最後には食事会をするという流れでしたが、2020年度は食事会の開催が難しいことも考慮し、初めて“花器”をつくる企画を立てた年でもありました。初めての試みばかりの年でしたが、やきものでおうち時間を楽しくできるように、そう願って作ったのが「おうち花びん」づくりだったのです。 

  2020年度は、参加者の皆様のご自宅と大学をzoomで繋ぎ、オンライン上で時間を共有して作陶を行うという形でワークショップを行いました。当日はスタッフも一緒に、オンライン上で説明やお話をしながら、皆さんで一緒に制作を行いました。 

「おうち花びん」はその名の通り、板づくりを基本としたお家型の花びんです。基本の作り方を紹介して、あとは参加者の方の思い思いの形を作っていただきました。 

  おうちでの作陶を想定していたため、材料と道具をワンセットにしたパッケージを参加者の皆様にお届けしたり、説明書や動画を制作したりと、まずはスタッフが側にいなくても作品作りができるように用意を進めていました。 


器の作り方

①粘土を切り糸でスライスし、板状にする 

②板粘土から作りたいお家の形に必要なパーツを切り出す 

③どべを使ってパーツを組み立てる 

④色化粧土で装飾をする 

⑤崩れないように乾燥させて、大学に届ける 

⑥スタッフにより焼成! 

 毎年実施していた食事会ができなかった替わりとして、焼き上がった皆様のおうち花びんをスタッフで並べ、写真撮影会を行いました。参加者さんそれぞれの個性あふれるお家を町のように並べて撮った写真は、後日フォトブックとして編集して皆様にお届けしています。 

 屋根だけを見てみても、丸、四角、三角、煙突がついているもの、小鳥が乗っているもの…などなど、本当に様々でした。小人の町のように並べたお家は十人十色で本当に可愛らしく、このフォトブックを通じて、皆様には、離れていても企画を通じて同じ体験を共有できることを実感していただけたのではないかと思っています。

参加者の皆様のお宅にいるおうち花びん

参加者の皆様のお宅にいるおうち花びん

参加者の皆様のお宅にいるおうち花びん


参加者の皆様のお宅にいるおうち花びん


参加者の皆様のお宅にいるおうち花びん


参加者の皆様のお宅にいるおうち花びん