2013年

ー結の器プロジェクト、始動ー

「器を手づくりしませんか?」


  第1回ワークショップでは出身地の異なる2人が1組になり、型成形という作り方で2つ割の型から杯と碗を作ります。2人で作った器をぴったり合わせると1つの球になり、一緒に作った相手とのつながりを感じる器となりました。

2021年度活動の一環として行ったOBOGの方に向けた書面でのインタビューの中に、

「地元の方や当時避難されて来た方の話に耳を傾けながら、『何が必要なのか』を模索した年だった」

という声がありました。


「器を手作りしませんか?」のキャッチコピーのように、まずは作陶を楽しむ機会を設け、参加してくれた方たちに対して、何が出来るのかを年毎に考えていくという在り方は、9年目の今でもしっかり受け継がれています。



器の作り方

①半球の粘土を2個くっつけて球状にし、 その境目の高さにした板状の粘土を周りにぐるっと巻く。

②粘土全体を包むようにさらに周りに塩ビ板を巻く。そこに石膏を流し込み、固めて型取りをする。

③切り出した粘土板を、②で作った石膏型の内側に貼り込む。粘土を貼り込んだ石膏型を上下でくっつけ、石膏型だけをそっと取り外す。球ができる!

④好きな形の高台をつけ、切り口同士をくっつけて乾燥させる。

⑤よく乾燥させた作品を800度で素焼きをし、釉薬をかける。
再び窯に入れて1230度で本焼きをする。

⑥完成!食事会へ!

2013年の食事会


食事会はワークショップ参加者以外の方々も招待し開催されました。

同じく創造的復興の授業で活動している 他のチームと連携して、地元北条で育ったお米を使ったおにぎりをはじめ皆さんで作った料理を、出来上がった器で美味しくいただきました。